「ひとひらの風土記」はじめました

全国には1741の色の違う市町村があります。

大学に入ってから京都の経営者や村のおじちゃんなど色々な人にインタビュー取材をする中で、
「取材」が社会と接点を持つことのできる一つの手段であることを知りました。

大学で日本文化を学び、村・留学を通して様々な地域の人と話す中で、
「日本にはまだまだ知らないことがある」ことを知りました。

地域にゆかりのある人にお話を聞く。
その人が語るその地域を記していく。

大地が木を育むように、
木が枝を生やし葉をつけるように、
葉が散り土に還るように。

その時その場に落ちてゆくただ一つの花びらを拾い集めるのがインタビュー取材だ。
そのかけがえのない瞬間を切り取り、瞬間を残していくのがこのサイトの役割だと思う。

1741枚の花びらを紡いだときに、
どうなるかわからないけど、なにかがそこにあることを
タイトルに込めて。

2020年11月 日野 涼介